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読売新聞「誤報と判断」 iPS移植問題

13日付朝刊で説明

iPS細胞から心筋を作り、患者に移植した」とする森口尚史氏の主張に疑義が相次いでいる問題で、11日付朝刊で「移植」と最初に報じた読売新聞は13日付朝刊で「森口氏の主張に基づいた一連の記事は誤報と判断した」と説明し、「おわび」と検証記事を掲載した。

読売新聞は「手術を実施したとされた病院も移植手術を否定し、論文の共同執筆者に名を連ねる研究者も論文の存在やその内容を知らないなどと答えた」と指摘。「森口氏の説明は客観的な根拠がなく、説明もまったく要領を得ない」としたうえで「それを見抜けなかった取材の甘さを率直に反省し、記者の専門知識をさらに高める努力をしていきます」と述べている。

検証記事によると「米ハーバード大学客員講師」を名乗る森口氏がiPS研究の話を持ちかけてきたのは9月19日。10月1日に論文草稿と細胞移植手術の動画などが電子メールで送られてきた。取材は4日午後に約6時間、森口氏が特任研究員を務める東大医学部付属病院で行った。

ハーバード大には森口氏の肩書を確認しなかったといい「確認していれば否定されていただろう」「振り返れば、取材の過程で何度か、森口氏の虚偽に気づく機会はあった」と述べている。

また、共同通信も12日夜、森口氏がiPS細胞を使った臨床研究を行ったとする11日の報道について「その後の取材で事実無根であることが分かりました」とのおわび記事を配信した。

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