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中学教諭自殺、県と市に賠償命令 鹿児島地裁

2006年に自殺した鹿児島県曽於市立中学教諭の久留恵さん(当時32)の両親が、県と市に計約9600万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、鹿児島地裁(吉村真幸裁判長)は13日までに、県と市に計約4300万円の支払いを命じた。

判決理由で吉村裁判長は「免許外の科目を担当させるなどした校長や教頭らの行為と、精神疾患の悪化や自殺との間には因果関係がある」と指摘した。

判決は(1)校長らは音楽教諭の久留さんに国語を担当させた(2)久留さんの精神疾患を認識できたにもかかわらず、健康状態に配慮しなかった――などとして、安全配慮義務違反を認定。「予見可能性はなかった」とした学校側の主張を退けた。

判決後、両親は弁護士を通じて「校長らの責任を認めてもらい、満足している」とのコメントを出した。鹿児島県教育委員会の担当者は「判決文が届き次第、今後の対応を検討したい」とした。〔共同〕

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