2019年6月18日(火)

覚醒剤密輸事件で被告に無罪判決 東京地裁の裁判員裁判

2012/3/12付
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覚醒剤約10キロを隠した荷物を密輸したとして覚せい剤取締法違反などの罪に問われたラトビア国籍、ザニス・クレペキス被告(32)の裁判員裁判の判決が12日、東京地裁であった。藤井敏明裁判長は「密輸の共謀の証拠はない」として、無罪(求刑懲役14年、罰金800万円)を言い渡した。

藤井裁判長は、来日した被告がホテルで一部しか代金を払わず宿泊を拒否されたことや、尾行中の税関職員に気付いて自分から話しかけたことなどを挙げ「不審に思われずにホテルで確実に覚醒剤を受け取ろうとする者の態度とはかけ離れたものだ」と指摘。

密輸を計画した者との共謀や、覚醒剤入りの荷物だと知っていたことを認定できる証拠はないとして、無罪と結論付けた。

被告は2010年10月、南アフリカから覚醒剤を隠した貨物を送ったとして起訴された。

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