2019年9月19日(木)

「和食」の無形文化遺産登録、ユネスコが11月上旬判断

2013/10/12付
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政府が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に提案した「和食 日本人の伝統的な食文化」について、事前審査を担うユネスコの補助機関は11月上旬にも新規登録の可否を勧告する。最終決着は12月上旬だが、仮に登録勧告なら、そのまま正式決定されるのが通例だ。

京都の料理人らでつくるNPO法人「日本料理アカデミー」が東日本大震災直後に提言したのがきっかけで、2012年3月に登録を提案した。政府は登録に向け「四季や地理的多様性による新鮮な山海の幸」「自然の美しさを表した盛り付け」「正月や田植えなどとの密接な関係」などとアピールしている。

新規登録を決めるユネスコの政府間委員会は12月2~7日、アゼルバイジャンのバクーで開かれる。ユネスコ側がこうした日本側の主張をどう評価するかが審査のポイントになる。

無形文化遺産は「世界遺産」や「記憶遺産」と並ぶユネスコの遺産事業の一つ。登録基準は「世界的に文化の多様性を反映し人類の創造性を証明する」「適切な保護措置が図られている」など。

事前審査する補助機関の勧告は(1)登録を求める「記載」(2)追加説明を求める「情報照会」(3)不記載――の3つがある。文化庁によると、過去の事前審査で記載と勧告された提案が政府間委員会で覆されたケースはない。

食と関係する無形文化遺産としては「フランスの美食術」「地中海料理」「メキシコの伝統料理」「トルコのケシケキ(麦がゆ)の伝統」が既に登録されている。〔共同〕

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