インフラ広範囲でまひ 東北・関東なお511万戸停電

2011/3/12 10:04 (2011/3/12 13:12更新)
保存
共有
印刷
その他

東日本巨大地震に見舞われた東北、関東地方は12日も約511万戸が停電し、広い範囲でガスや水道の供給が止まるなど生活に必要なインフラに深刻な影響が出ている。

電 力

東北電力によると、12日午前10時現在、青森、岩手、秋田、宮城各県の全域を含め東北6県約411万戸が停電している。各地で激しい被害が起きており「復旧のメドは立っていない」という。

東京電力のまとめでは、同10時段階で茨城、栃木、千葉の3県で計100万戸が停電。東京都や埼玉、神奈川、群馬県などはほぼ復旧している。

ガ ス

日本ガス協会によると、仙台市など東北地方を中心に約44万5千戸(午前5時半現在)でガスの供給が止まっている。

仙台市のほか宮城県塩釜市の全域のほか、岩手や福島、茨城の各県の一部でも供給が停止し、「復旧のメドはまったくわからない」(担当者)。

午後には青森県八戸市の約1万6500世帯で、新たにガス供給を停止する予定という。

北海道や山形、秋田県では通常通り、都市ガス供給が続いている。

水 道

厚生労働省によると、12日午前10時現在、東北、関東地方など計16都道県で少なくとも約100万戸が断水したままだ。

空 港

空の便は12日、津波で冠水し閉鎖された仙台空港を発着する便や、国際便で欠航が相次いだ。

国土交通省によると、午前9時現在、国際、国内便を合わせ464便が欠航。花巻、茨城空港も旅客便は発着できない。

日本航空は国際、国内線計141便を欠航すると発表。影響人員は約2万2千人。全日本空輸も国際、国内線で70便を欠航し、約7500人に影響が出ると発表した。

鉄 道

JR東日本は12日、運転を見合わせている上越、長野新幹線を午後4時ごろに再開すると発表した。一部区間で徐行し、ダイヤの遅れが見込まれる。東北、山形、秋田の各新幹線については終日の運休が決まっている。

一方東海道新幹線は始発からほぼ通常通りの運行。首都圏の鉄道網も復旧し始めており、山手線内回りも再開している。

東京メトロは一部区間を除いて運転を再開、都営地下鉄も全線で運転している。私鉄も順次運転を再開し始めている。

高速道路

高速道路各社によると、青森、八戸、釜石、秋田、日本海東北、東北中央、東北、磐越、常磐の9自動車道が全面的に通行止めとなった。山形自動車道も一部区間を除き通行止めで復旧作業中。

首都圏などでは復旧が進み、全面通行止めだった首都高速は12日未明から段階的に解除した。

国土交通省東北地方整備局によると、国道は青森を除く東北5県の7路線41カ所で、のり面の崩落や冠水、隆起などで通行止めとなった。

通 信

通信各社の被害は東北地方を中心に拡大。NTTドコモで、電波が止まった携帯電話の基地局は午前9時時点で6680カ所。11日夜の2200カ所から増加した。

固定電話もケーブルの断線や交換局の停電で東北・北関東を中心に通じにくくなっている。NTTでは固定電話の33万9200回線、光通信電話の16万2100回線が使えなくなっている。

保存
共有
印刷
その他

東北の停電続く

東北の高速道は通行止め

鉄道運転再開の動き

空の便にも影響

通信、つながりづらく


東北の停電続く

東北の高速道は通行止め

鉄道運転再開の動き

空の便にも影響

通信、つながりづらく


電子版トップ



[PR]