フタバ産業不正融資隠蔽、元常務に実刑判決 名古屋地裁

2014/3/12付
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自動車マフラー大手、フタバ産業の元役員による不正融資隠蔽事件で、業務上横領と有印私文書偽造・同行使の罪に問われた元常務、市川康夫被告(65)の判決公判が12日、名古屋地裁で開かれた。入江猛裁判長は懲役2年6月(求刑懲役4年)の実刑を言い渡した。市川被告は判決を不服として控訴する方針。

入江裁判長は判決理由で「横領額は約15億円と巨額で会社の社会的信用への影響も大きかった。発覚を免れるために文書を偽造するなど、犯行態様は悪質」と指摘した。

判決によると、市川被告は元執行役員の加藤博久被告(61)=一審懲役2年4月、控訴=と共謀し、2008年3~4月、支援打ち切りが決まっていた関連会社に融資するため会社の資金約15億円を送金して横領。さらに送金を隠すため、監査法人に偽造した振込伝票を送ったとしている。

愛知県警は昨年、同社元社長(70)も有印私文書偽造・同行使容疑で逮捕したが、名古屋地検は不起訴処分とした。

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