石川の牛15頭、口蹄疫の疑いで遺伝子検査

2011/2/12付
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農林水産省は12日未明、石川県志賀町の放牧場で飼育されていた牛15頭に口蹄疫(こうていえき)を否定できない症状を確認したと、県から連絡があったことを明らかにした。写真で牛を見た限り感染の可能性は低いとしているが、動物衛生研究所(東京都小平市)で検体を遺伝子検査して調べる。12日夕に結果が判明する見通し。

感染が確認されれば、昨年4月に発生、同8月に終息した宮崎県以来。

石川県の谷本正憲知事と幹部職員は12日、緊急会議を開き、対策を協議した。

県によると、疑い例が見つかったのは県農業開発公社が運営する富来放牧場。農家から預かった乳用牛など243頭を飼育している。

症状は11日午前10時ごろ見つかり、放牧場が県に連絡。舌にできた水ぶくれなどの症状を獣医師が確認、県は半径10キロ内の牛と豚の畜産農家5戸に出荷自粛を要請した。

口蹄疫は現在韓国でまん延。農水省は空港や港などの防疫体制を強化している。〔共同〕

農水省は12日午前、持ち回りの口蹄疫防疫対策本部(本部長・鹿野道彦農相)で、遺伝子検査が陽性だった場合、専門家チームや政務三役を現地に派遣して感染拡大を防ぐ方針を決めた。陽性が確認された場合、同省の防疫指針による措置で、富来放牧場で飼育する243頭の牛は殺処分となる。

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