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フカヒレ乱獲歯止め、3種類のサメ規制へ ワシントン条約会議

タイの首都バンコクで開かれている野生生物の国際取引に関するワシントン条約の締約国会議は11日、対象生物のリストを協議する第1委員会で、「ヨゴレ」というサメなど3種類のサメを規制対象に加える米国や欧州連合(EU)などの提案を賛成多数で可決した。高級食材フカヒレ目当ての乱獲に対する歯止めとなる。

正式決定は最終日14日の本会議で行われ、再討議にかけられる可能性も残されているが、規制対象になる見通しが強まった。

3種のサメはそれぞれ全体の流通量の数%とされる。規制対象になると、国際取引の際に輸出国の許可証の発行が義務付けられる。

「フカヒレを目当てにした乱獲で個体数が減少している」として規制対象とするよう米欧などが提案した3種のサメはヨゴレ、シュモクザメ、ニシネズミザメ。シュモクザメはさらにアカシュモクザメなど3つに分類される。

量は少ないが日本も漁獲しており、世界的にはフカヒレ目当ての漁が広く行われている。特に中国では経済成長に伴い、フカヒレの消費量が増えているという。

日本や中国は「科学的根拠が不十分で、取引規制よりも漁業管理が先だ」などとして規制に反対したが、それぞれの種類について実施された投票では投票国の約7割が賛成し、可決された。

同委員会は、マンタ(オニイトマキエイ)も同様に取引規制の対象とすることを可決した。(バンコク=共同)

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