制汗剤使用の呼び掛け中止 女性クールビズで環境省

2013/6/11付
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環境省は11日までに、6月から始まった女性向けのクールビズで、香料が含まれる制汗剤や柔軟剤の使用を呼び掛けるのを中止した。市民団体から「香料などの化学物質で健康被害が引き起こされる可能性がある」と指摘されたためで、ホームページや広報資料の記載内容を変更した。

担当者は「香料と健康被害の科学的な因果関係は明らかではない。ただ、体調不良になる人の事例もあり、配慮する必要があると判断した」と話している。

環境省は5月20日、今年初の試みとして女性向けクールビズを呼び掛けると発表。空気を通しやすい服装のほか、汗やにおいを抑えるため制汗剤や冷却スプレー、洗濯の際に香り付きの柔軟剤を使うことを推奨していた。

ところが、化学物質による健康被害問題に取り組む3つの市民団体が3日、「制汗剤などの使用が増えると職場や通勤電車内で、化学物質過敏症などにより体調を崩す人が増える恐れがある」と撤回を求めた。〔共同〕

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