震災2年 「苦しみ分かち合う」両陛下出席で追悼式

2013/3/11付
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東日本大震災2周年追悼式の会場に到着された天皇、皇后両陛下(11日午後、東京都千代田区の国立劇場)

東日本大震災2周年追悼式の会場に到着された天皇、皇后両陛下(11日午後、東京都千代田区の国立劇場)

東日本大震災から2年を迎えた11日、政府主催追悼式が国立劇場(東京・千代田)で開かれた。天皇、皇后両陛下や安倍晋三首相ら三権の長、岩手、宮城、福島各県の犠牲者遺族など約1200人が参列。地震発生の午後2時46分に合わせて黙とうし、亡くなった人たちの冥福を祈った。被災地をはじめ全国各地でも追悼行事が開かれた。

天皇陛下はお言葉で、今も避難生活を送る被災者を気遣い「この人々を常に見守り、苦しみを少しでも分かち合っていくことが大切」と述べられた。復興に携わる関係者をねぎらい、海外からの支援に謝意を表すとともに、次世代への防災教育の重要性も指摘された。

昨年の1周年追悼式は陛下の心臓手術直後だったため、宮内庁は出席時間を当初予定の半分の約20分にしたが、今回は短縮せず、陛下はしっかりとした足取りで式典に臨まれた。

安倍首相は式辞で「いまだふるさとに戻れない方々も数多い。今を懸命に生きる人々に復興の加速で応えることが、天国で私たちを見守る犠牲者のみ霊に報いるみちでもある」と述べ、被災者の生活再建を誓った。

震災被害は8日時点で死者1万5881人、行方不明者2668人。仮設住宅などでの避難生活を強いられているのは約31万5千人に上る。

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