小4の理数学力改善、脱ゆとり効果か 国際テスト

2012/12/12付
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日本の平均点と順位
1995年9920030711
小・算数567
(3)
未実施565
(3)
568
(4)
585
(5)
小・理科553
(2)
未実施543
(3)
548
(4)
559
(4)
中・数学581
(3)
579
(5)
570
(5)
570
(5)
570
(5)
中・理科554
(3)
550
(4)
552
(6)
554
(3)
558
(4)

カッコ内は順位

上位5カ国・地域と平均点
小4算数小4理科
シンガポール606韓国587
韓国605シンガポール583
香港602フィンランド570
台湾591日本559
日本585ロシア552
中2数学中2理科
韓国613シンガポール590
シンガポール611台湾564
台湾609韓国560
香港586日本558
日本570フィンランド552

国際教育到達度評価学会(IEA、本部オランダ)は11日、小学4年と中学2年が対象の国際学力テスト「国際数学・理科教育動向調査(TIMSS)」の2011年の結果を発表した。日本は全科目で平均点が上昇または横ばいとなり、小4は過去最高になった。国際順位は全科目で5位以内に入った。

小4の成績が明確に上向いたのは1995年以降で初めて。文部科学省は「子どもの学力は改善傾向にある」と指摘。「脱ゆとり教育」路線を鮮明にした新学習指導要領の成果とみている。

過去の調査と比較できるよう95年の国際平均点を500点とし、今回の得点を統計処理した。日本の平均点は小4の算数が前回より17点上昇、理科も11点上昇した。中2は数学が横ばい、理科も4点上昇だった。順位は小4の算数が5位、理科が4位。中2の数学が5位、理科が4位だった。

調査は4年に1度。03年は順位下落が目立ち、学力低下論争が起きた。今回は小学校は50カ国・地域、中学校は42カ国・地域が参加した。経済協力開発機構(OECD)の学習到達度調査(PISA)で全科目トップだった上海は参加していない。日本は約8800人の小中学生が受けた。

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