2019年5月20日(月)

国立競技場、解体工事入札不調に 作業遅れ懸念

2014/6/11付
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2020年東京五輪・パラリンピックのメーン会場として建て替えられる国立競技場(東京・新宿)を巡り、日本スポーツ振興センター発注の解体工事の入札が不調になったことが11日、分かった。応札した業者の価格が予定価格を上回ったためという。センターは入札をやり直すが、7月としていた解体工事の開始時期に遅れが出そうだ。

建て替え後は東京五輪のメーン会場となる(東京都新宿区)

建て替え後は東京五輪のメーン会場となる(東京都新宿区)

同センターによると、国立競技場の解体工事は北工区と南工区に分かれ、工事規模は20億2000万円以上。3月24日に入札公告を出し、5月29日の開札では複数の業者が応札したが、いずれも予定価格を上回った。

応札価格が最低の業者と随意契約を結ぶための価格交渉も実施したが、資材費や人件費の高騰などが原因で折り合わなかったという。センターは6月中にも改めて入札公告を行い、7~9月に開札する予定を組んでいる。

国立競技場の解体工事は7月から開始し、来年9月末までに終える予定だった。入札不調により工事開始時期は遅れる見通しで、解体工事費自体も当初の見込みより高額になりそうだ。

センターは5月、8万人を収容するため観客席を3段構造とし、最下段の1万5千席を可動席とする「新国立競技場」の基本設計を公表。総工費は現在の競技場の解体費も含め1692億円を見込み、19年3月の完成を目指している。

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