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子供の脳、発達順に個人差 東大など血流測定で解明

子供の脳の発達パターンには個人差があることを、東京大の開一夫教授らが脳血流の測定で明らかにした。これまでは、子供の成長とともに脳の様々な領域が働くようになる順序は誰でもほぼ同じと考えられていた。開教授は今回の成果から、効果的な子供の教育のためには内容を「個人に応じて変えていくことが必要」と指摘している。

上越教育大と共同で研究した。男女13人の3歳児の脳の働きを、近赤外光で脳血流を測る装置で調べた。1年後、再び測定して発達パターンを分析した。脳の働きを見るために、星や乗り物などの形が様々な色で描かれたカードをルールに従って分類してもらう課題を与えた。最初は形ごとに、途中からは色ごとに分けさせた。

約束事が変更された時に、それに適応するための機能を持つとされる脳の「下前頭領域」の働きを測定。3歳の時に課題ができた子供は同領域の右側が活動していたが、できなかった子供では働いていなかった。

1年後の測定で、3歳時点で課題ができていた子供は同領域の左右がともに働いていた。しかし4歳の測定時に初めて課題ができた子供では、働いていたのは左側のみだった。開教授は「個人によって脳が発達していくパターンが異なることがわかった」としている。

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