渋谷駅前交差点、大みそか深夜に立ち入り制限
カウントダウン渋滞対策
警視庁は11日、大みそか深夜にJR渋谷駅前(東京・渋谷)のスクランブル交差点周辺で歩行者の立ち入りを制限すると発表した。同駅ハチ公口改札口と一部の地下出入り口も閉鎖する。
例年、新年へのカウントダウンなど年越しを祝う数千人が殺到。歩行者らが交差点内に滞留し、長時間にわたる交通渋滞を引き起こすことから、大みそかとしては初めての交通規制を行う。
31日午後10時ごろから元旦午前2時ごろまで、渋谷・センター街を含むスクランブル交差点や道玄坂下交差点などの周辺を「整理区域」に指定。区域内に用のない人の立ち入りを制限するほか、迂回して駅へ向かうよう促す。交差点の斜め横断も禁止。同庁は数百人を配置し誘導する。
スクランブル交差点周辺では、サッカーワールドカップ(W杯)最終予選で日本代表がW杯出場を決めた6月4日夜にも交通規制を行った。渋谷駅前に集まった若者らを誘導し「DJポリス」と呼ばれた機動隊員らは今回登場しない。
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