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学力国際テスト、小4の理数上向く 「脱ゆとり」効果か

日本の平均点と順位
1995年9920030711
小・算数567
(3)
未実施565
(3)
568
(4)
585
(5)
小・理科553
(2)
未実施543
(3)
548
(4)
559
(4)
中・数学581
(3)
579
(5)
570
(5)
570
(5)
570
(5)
中・理科554
(3)
550
(4)
552
(6)
554
(3)
558
(4)

カッコ内は順位

上位5カ国・地域と平均点
小4算数小4理科
シンガポール606韓国587
韓国605シンガポール583
香港602フィンランド570
台湾591日本559
日本585ロシア552
中2数学中2理科
韓国613シンガポール590
シンガポール611台湾564
台湾609韓国560
香港586日本558
日本570フィンランド552

国際教育到達度評価学会(IEA、本部オランダ)は11日、小学4年と中学2年が対象の国際学力テスト「国際数学・理科教育動向調査(TIMSS)」の2011年の結果を発表した。全科目で平均点が上昇または横ばいとなり、参加国中で5位以内に入った。

文部科学省は「子どもの学力は改善傾向にある」と指摘。理数系を中心に学ぶ内容を増やして「脱ゆとり教育」路線を鮮明にした新学習指導要領を09年度から段階的に実施したためとみている。

参加国の平均が500点になるよう統計処理したところ、日本の平均点は小4の算数が前回より17点上昇、理科も11点上昇した。中2は数学が横ばい、理科も4点上昇だった。順位は小4算数と中2理科で1つ落としたものの、他科目は横ばいで上位5カ国・地域は維持した。

ただ学力トップの国に比べると成績最上位層の割合が少ない。成績を5段階に分けた際の最上位層の割合は中2数学で27%と韓国より20ポイント低く、小4理科も14%でシンガポールを15ポイント下回った。高学力をどう伸ばすかが課題になっている。

調査は4年に1度。03年は順位下落が目立ち、学力低下論争が起きるきっかけの1つになった。今回は小学校は50カ国・地域、中学校は42カ国・地域が参加した。日本は約8千800人の小中学生が受けた。

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