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車いす用トイレ情報で消費増 高齢者いる世帯、外出時間長く

車いすで利用できる多機能トイレの情報があると高齢者がいる世帯の外出時間が長くなり、飲食など外出中の消費が約600円増える効果があることが民間団体の推計で分かった。高齢化が進む中、携帯端末やパソコンを活用した地域活性化のヒントになりそうだ。

多機能トイレの位置情報を提供するNPO法人「Check(チェック)」(東京、金子健二代表理事)が三重県内の約110世帯を対象にアンケートを実施。公共政策の効果分析が専門の塚本一郎明治大教授が消費増を推計した。

それによると、買い物など家族で出かけた場合、外出先での滞在時間は平均約4時間で、支出額は約1万円。ところが約2割の世帯は、多機能トイレの場所が事前に分かれば、滞在時間を30分から2時間延ばしてもいいと回答した。これを基に消費の伸びを推計すると、全世帯の平均で606円となった。

2008年設立の同法人は、全国で約10万あると推定される多機能トイレのうち、約半分の位置を特定し、ホームページで紹介している。

金子代表理事は「高齢者が外出時に最も心配なのはトイレ。場所が事前に分かれば、安心して外出を楽しめ、地域経済の活性化にもつながる」と情報活用を呼び掛けている。〔共同〕

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