電子化した絶版本など130万冊、全国図書館で
国会図書館がサービス

2014/1/10付
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国立国会図書館は10日、電子化した絶版本など約130万冊を全国の公立図書館で閲覧できるようにするサービスを今月21日から始めると発表した。国会図書館は「館内でしか読めなかった貴重な資料が、地域に関係なく閲覧できるようになる」として全国の図書館に利用を呼び掛ける。

対象となるのは、いずれも著作権保護期間内で、絶版になった書籍50万冊のほか、官公庁や団体発行の雑誌67万冊、市場での入手が難しい博士論文12万冊など。全国に3600以上ある公立図書館や大学図書館のうち、計93カ所で21日以降、順次閲覧できる。

国会図書館は資料の保存のため所蔵資料の電子化を進めており、これまでに228万冊の作業を完了。このうち著作権が切れたり、著作権者の許諾を得たりした47万冊はインターネット上で公開する一方、その他は館内での閲覧に限ってきた。

著作物の円滑な利用を目指した2012年の著作権法改正で、保護期間内の著作物を対象とした今回のサービスが認められた。利用者は、国会図書館から送信された画像データを専用端末で閲覧する仕組み。複写できる図書館もある。

国会図書館は10日、閲覧できる図書館や書籍の一覧表をホームページで公開。「貴重な文献や調査研究に役立つ論文も数多く閲覧できる。たくさんの図書館に利用してもらいたい」と強調している。

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