2019年2月16日(土)

世界遺産推薦候補に長崎の教会群 文化審議会、16年登録めざす

2014/7/10付
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文化審議会の特別委員会は10日、2016年の世界文化遺産登録を目指す「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」(長崎県、熊本県)について、国連教育科学文化機関(ユネスコ)に推薦する候補に選んだ。政府は閣議了解を経て来年2月1日までに正式な推薦書をユネスコに提出する。登録の可否は16年夏ごろの世界遺産委員会で決まる。

各国の推薦枠は毎年1件に限られ、特別委は各自治体が提案した計5件の遺産から長崎教会群を選んだ。特別委委員長の西村幸夫・東京大先端科学技術研究センター所長は「普遍的価値と保存状態の両面で最も整っている」と評価した。

文化審議会は昨年8月にも長崎教会群を15年の登録候補として選んだが、内閣官房の有識者会議が「明治日本の産業革命遺産」(福岡など8県)を推薦し、競合した。調整の結果、政府は15年の候補として産業革命遺産を推薦した。

長崎教会群は現存する国内最古のキリスト教会で国宝の「大浦天主堂」(長崎市)など長崎、熊本両県の13資産で構成する。キリスト教の伝来と繁栄や、禁教下の歴史を伝える遺産として07年に国内の世界遺産候補の暫定リストに加わった。

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