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鳥インフル人から人感染、H7N9型はH1N1型より低く

東京大医科学研究所の河岡義裕教授らは、今春に中国で人への感染が広がった鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)は鳥から採取したタイプより、哺乳類間で直接触れなくてもうつりやすくなっているのを突き止めた。

人から人に感染する能力を持つ可能性はあるものの、2009年に新型ウイルスとして世界で流行したH1N1型ほどではないと研究チームはみている。

国立感染症研究所、北海道大などとの共同研究成果で、英科学誌ネイチャー(電子版)に11日掲載される。

同ウイルスは遺伝子解析から、人に感染しやすく変異しているのが分かっている。今回、中国の患者から採取したウイルスを、イタチの仲間であるフェレットに感染させる実験をした。

3組のペアを用意し、一方に患者由来のウイルスを感染させた。このフェレットと直接触れなくても、飛沫などで感染する例が3組のうち1組で見つかった。鳥から採取したH7N9型では飛沫感染した例はなかった。H1N1型でも同様の実験をすると3組とも飛沫感染した。

同ウイルスに対するインフルエンザ治療薬の効果もマウスで調べた。「タミフル」の効果はある程度認められたが、効果がないタイプもあった。現在臨床試験中の新薬はウイルスの増殖を抑えることも分かった。

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