弁護団ミスで上告できず イレッサ訴訟の2原告

2012/1/10付
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 肺がん治療薬「イレッサ」の副作用を巡る東京訴訟で、遺族原告4人のうち2人の上告手続きが弁護団のミスで打ち切られていたことが10日、分かった。弁護団の阿部哲二事務局長は「上告に必要な印紙代を納付したつもりだったが、確認を怠り、期限までに納付できていないことに気づかなかった」として2人に謝罪したという。

 弁護団によると、訴訟が打ち切られた原告2人は2002年10月にイレッサの副作用で死亡した近沢三津子さん(当時31)の姉(46)と、03年2月に死亡した女性(同55)の長男(39)。上告審は近沢さんの父、昭雄さん(68)と、神奈川県の死亡患者遺族の2人に限り継続される見通し。

 原告側は昨年11月に東京高裁で逆転敗訴。4人全員が同高裁に上告状と上告受理申立書を提出し、うち2人は上告費用などを支払う能力がない場合に裁判所への支払い猶予を求める「訴訟救助」を申し立てたが、昨年12月1日付で退けられた。手数料を求める書面が阿部事務局長の事務所に届いたが、期限までに印紙代を納付しなかったという。

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