旧「かんぽの宿」水増し鑑定、会社元会長ら有罪 大阪地裁判決

2013/5/10付
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ジャスダックに上場していたゲームソフト販売会社「NESTAGE」が旧「かんぽの宿」などの不動産鑑定評価額を水増ししたとされる事件で、金融商品取引法違反(偽計)罪に問われた同社元会長、光成英一朗被告(42)ら3人の判決公判が10日、大阪地裁であった。和田真裁判長は同被告に懲役1年4月、執行猶予3年(求刑懲役2年)の判決を言い渡した。

元取締役の杉林加一朗被告(56)は懲役1年2月、執行猶予3年(求刑懲役2年)、元執行役員の尾形光邦被告(60)は懲役1年、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)とした。

判決は「虚偽を見抜くことが極めて困難で、犯行態様は巧妙かつ悪質」と指摘した。被告側は「物件には評価通りの価値があると信じていた」と無罪を主張していた。

判決によると、3人は2010年2月、2期連続の債務超過によるジャスダック上場廃止の回避を画策。東京のコンサルタント会社から現物出資された旧かんぽの宿など3物件の土地や建物を、実際は12億円の価値がないのに過大評価することで水増し増資した。

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