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「iPS研究支援したい」 山中さんに寄付急増

ノーベル生理学・医学賞の受賞が決まった京都大教授、山中伸弥さん(50)の研究を支援する寄付が急増している。寄付を募ってきたインターネット上のサイトには、8日夜の受賞決定から10日正午までに約590件、約550万円が寄せられた。山中さんが所長を務める研究所への直接の寄付申し込みも約300件に及ぶ。難病患者や家族の寄付も目立っている。

京都マラソンでゴールする山中伸弥京都大教授(3月、京都市内)=共同

山中さんは、あらゆる細胞に成長でき、再生医療への応用が期待されるiPS細胞を初めて作製。所長を務める「京都大学iPS細胞研究所」の運営安定のため、今年3月の京都マラソンに出場し、専用サイト「ジャスト・ギビング・ジャパン」で寄付を呼びかけた。

山中さんは完走。サイトを運営する一般財団法人によると、2月中旬から約1カ月で1千万円超が集まっていたが受賞決定後に急増し、計約1780万円に達した。約1500件のうち、受賞決定後が3割を占める。

「息子が脳障害です。少しでもこの子たちが楽しくすごせるように」「乳がん患者です。失った乳房の再生を切望しています」。添えられたコメントからは、難病と闘う患者の家族らが期待を寄せる姿もうかがえる。

このほか、同研究所が運営する研究基金への寄付も急増。8日から10日午前9時半までに約300件、約500万円の申し込みがあった。同研究所国際広報室は「多くの温かい支援に感謝の思いでいっぱい。着実に研究を発展させなくてはとメンバー一同、身が引き締まる思い」としている。

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