2018年1月20日(土)

トマトに脂質代謝促す成分、メタボへ応用も 京大やデルモンテ

2012/2/10付
保存
共有
印刷
その他

 京都大の河田照雄教授、キッコーマン傘下の日本デルモンテ(東京・港)などは、トマトに脂質の代謝を促す成分があることを見つけた。肥満のマウスに4週間食べさせると、血中の中性脂肪の量が約3割減った。そのままヒトにあてはまるわけではないが、メタボリック症候群対策として、サプリメントなどへの応用が期待できるという。

 研究チームはトマトの成分を網羅的に解析し、脂肪を燃焼する酵素の生成を促す脂肪酸の仲間「13オキソODA」に注目した。これを化学合成し、8匹の肥満のマウスに高脂肪食とともに4週間与えた。血中や肝臓の中性脂肪の量は高脂肪食のみを与えた場合より約3割減り、普通のマウスと同程度になった。

 これまでもトマトを食べると動脈硬化が起きにくいことを統計的に示す研究はあった。

 河田教授らは様々な食品の成分約3千種を調査。そのうち約1%は酵素の生成を促したが、今回の物質は、他の物質よりも効果が数十倍高かったという。

日経電子版が2月末まで無料!初割のお申し込みは1月31日まで!

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ

企業・業界をもっと詳しく

企業がわかる。業界がみえる。ニュースとデータをまとめてチェック!



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報