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えひめ丸事故から13年「風化させない」 追悼式典

米ハワイ沖で2001年、愛媛県立宇和島水産高校の実習船「えひめ丸」が米原潜に衝突され沈没し、9人が死亡した事故から13年となる10日、宇和島市の同校で遺族や在校生らによる追悼式典が開かれ、小雨の中、約300人が集まり祈りをささげた。

「事故の苦しい記憶がよみがえる」とする一部遺族や負傷者の要望を受け、これまで行っていた鎮魂歌の合唱などを今年から省略した。犠牲となった実習生、坂嶋富士山君(当時17)の母の宮子さん(57)は「形が変わっても追悼を続けることが大切。13年たっても思いは変わらない」と話した。

当初、屋外の慰霊碑前で開く予定だった式典は、雨のため場所を体育館に変更。事故が起きた午前8時43分に、海底に沈んだままのえひめ丸から引き揚げられた鐘が9回、打ち鳴らされ、参加者全員が黙とうした。

田井野経生校長は式辞で「思い出したくないほどの悲劇だが、絶対風化させてはいけない」と話した。

事故はハワイ・オアフ島沖で01年2月9日(日本時間10日)、遠洋実習中だったえひめ丸が、緊急浮上した米原潜グリーンビルに衝突されて沈没。実習生13人中4人のほか教員2人、船員3人の計9人が亡くなった。〔共同〕

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