ベルサイユ宮殿に村上アート咲く 村上隆氏作品展示

2010/9/10付
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【パリ=古谷茂久】パリ郊外のベルサイユ宮殿で開かれる現代美術家、村上隆氏の作品展が9日、報道陣に公開された。宮殿内の王族の居室などに、原色を使った色鮮やかな花のオブジェや等身大の美少女フィギュアなど「村上ワールド」の作品約20点が展示された。記者会見で村上氏は「歴史の古い部分と新しい部分を融合させる試み」などと語った。

会期は14日から12月12日まで。

同宮殿では2008年から前衛芸術家の作品展が開かれており、村上氏が3人目。豪華な装飾で知られる大広間「鏡の間」には、笑顔が描かれた極彩色の花で構成された立体作品を展示。重厚な石造りの「ヘラクレスの間」には、頭にアンテナのある高さ7メートルの巨大な像が置かれた。宮殿参観者は自由に鑑賞できる。

歴史ある宮殿での現代芸術の展示は「歴史遺産を冒涜(ぼうとく)する」として、フランスの一部の極右や保守勢力は反対運動を起こしている。

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