2019年1月19日(土)

日航ジャンボ機事故、展示施設が移転・再開 安全へ誓い新た

2013/12/10付
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日本航空は10日、1985年8月に墜落したジャンボ機の残骸などを展示する研修施設「安全啓発センター」を移転・改装し、再オープンした。施設面積を千平方メートルと以前より2割広げた。現在の社員の9割は事故後の入社。乗客・乗員520人が犠牲になった悲劇の反省を「安全運航に生かす努力を続ける」(同社広報部)としている。

日航の安全啓発センターが移転。1985年に墜落したジャンボ機の垂直尾翼が展示されている(10日、羽田空港の新整備場地区)=共同

日航の安全啓発センターが移転。1985年に墜落したジャンボ機の垂直尾翼が展示されている(10日、羽田空港の新整備場地区)=共同

センターには事故機の垂直尾翼(長さ9.8メートル)が破断したままの状態で置かれ、事故のすさまじさを物語る。事故機の飛行経路や、機長と地上管制官との交信などもパネルで示した。

乗客の河口博次さん(当時52)が「さようなら 子供達の事をよろしくたのむ」などと走り書きした手帳など、墜落直前に書かれた遺書やメモは引き続き展示している。

日航で乗務員のスケジュール作成を担当する社員、古屋啓樹さん(29)は同日、センターを見学し「当時、自分は1歳で、事故を知る社員も減ってきている。安全意識を高めることの重要さを改めて考えるきっかけになった」と話した。

日航は2006年4月に羽田空港の整備場地区にセンターを開設。同地区の再編に伴って今回、近くの自社ビルに移した。予約すれば一般見学も可能。連絡先は(電)03・5756・3566。

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