2019年2月19日(火)

秋葉原殺傷、遺族「加藤被告を死刑に」 初の意見陳述

2010/11/10付
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東京・秋葉原の無差別殺傷事件で殺人罪などに問われた元派遣社員、加藤智大被告(28)の公判が9日、東京地裁(村山浩昭裁判長)で開かれ、遺族が初めて意見陳述。被告が運転していたトラックにはねられて死亡した大学生、川口隆裕さん(当時19)の父親は「加藤を死刑にしてください」と述べた。

父親は「加藤、よく聞け。一体おまえに7人の人を死なせ、多くの人にけがを負わせる権利がどこにあるんだ。絶対に許すことができない」と切り出した。

加藤被告から受け取った手紙にあった「死刑になると思う」との文言にも触れ「トラックではねられた息子や、ナイフで刺されて亡くなった人、重軽傷を負った人の痛みや苦しみ、遺族の悲しみに比べれば、死刑は楽な死に方だ。17人の恐怖を味わわせてやりたい」と訴えた。

川口さんの母親の供述調書も読み上げられ「隆裕に会いたい。犯人が死刑になるのは当たり前だが、犯人のことは考えたくもなく、わたしの中から永遠に排除したい」との心境が紹介された。

同様にトラックではねられ死亡した別の男子大学生の母親と祖父が「被告を死刑に」とする供述調書も朗読された。〔共同〕

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