2019年8月20日(火)

細川氏「脱原発、争点にならなかった」 敗戦の弁
「出馬のためらい」も挙げる

2014/2/9付
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「脱原発が争点として取り上げられなかった」。元首相の細川護熙氏(76)は午後8時半すぎ、千代田区の選挙事務所で厳しい表情のまま敗因を語った。黒のスーツに赤いネクタイ姿。約100人の支持者らに小さく一礼し、「出馬への逡巡(しゅんじゅん)があって準備期間が短かった。力及ばず、残念な結果」などと用意した紙を淡々と読み上げた。

東京都知事選で舛添氏に敗れ、「脱原発が争点にならなかった」と敗戦の弁を述べる細川護熙氏(9日夜)

東京都知事選で舛添氏に敗れ、「脱原発が争点にならなかった」と敗戦の弁を述べる細川護熙氏(9日夜)

小泉純一郎元首相とともに街頭演説をこなしてきた細川氏は「街頭の熱気と結果の落差の大きさに努力不足を痛感した」と説明。「脱原発の活動を信念として次の世代につなげる」と述べ、足早に事務所を後にした。

演説では「原発ゼロ」を中心に訴えたが、選挙戦中盤からは福祉政策の時間を増やす場面も。「原発だけで戦えるか迷いもあったのかもしれない。一貫した戦略をとれなかった」(陣営幹部)

小泉氏は事務所に現れず、直筆のコメントだけを発表した。陣営幹部からは「反原発のうねりをおこせなかった」「投票率が予想外の低さだった」との声が漏れた。

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