音楽事務所ビーイング、所得隠し10億円 税務調査で指摘

2013/7/9付
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倉木麻衣さんやB'z(ビーズ)ら人気アーティストが所属する大手音楽事務所「ビーイング」(東京・港)のグループ会社約30社と男性創業者(65)が東京、大阪、名古屋の3国税局の税務調査を受け、2012年までの5年間に約10億円の所得隠しを指摘されたことが9日、分かった。

赤字決算の期があるため、重加算税を含めた追徴税額は法人税や源泉所得税、所得税などを合計して約2億数千万円。同社は「見解の相違はあったが指摘に従い、修正申告し、納税した」としている。

同社や関係者などによると、国税当局は相場より高額なレコーディング費用などが歌手が所属する芸能事務所への寄付金にあたると認定したほか、「アトラスト」(大阪市)など関連の不動産会社が幹部や所属歌手に無償提供していた所有マンションの部屋について、家賃分が事実上の給与にあたるとして源泉所得税を追徴課税した。

また、グループ再編時に創業者が売却した関連会社株について、実態は創業者が所有しているとして、所得税を追徴課税した。

民間信用調査機関によると、ビーイングは1978年創業。所属アーティストのCD制作・販売やコンサート運営管理を行い、13年3月期の売上高は単独で71億円。グループでは不動産業などに多角化を進めている。

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