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霊長類の実験使用を原則禁止、欧州議会が可決

【ブリュッセル=瀬能繁】欧州連合(EU)の欧州議会は8日、仏ストラスブールで開いた本会議で、薬品開発などの科学実験でチンパンジー、ゴリラ、オランウータンなどの霊長類の使用を原則禁止する法案を可決した。動物の権利に配慮する立場から世界で最も厳しいルールになるとみられ、製薬会社などに影響を与える可能性がある。

EU加盟27カ国は今後2年以内に国内法を整備する。新ルールによると、科学実験で動物の使用が認められるのは、代替手段がない場合に限られる。霊長類の使用は原則禁止されるが、小型のサルはアルツハイマー病などの研究目的に限って認められるという。

製薬会社などは、動物に苦痛を与えるような実験も極力減らすよう求められる。EU加盟国は動物実験を実施する研究所を対象に、立ち入り検査も含め厳しく監督することが義務づけられた。

EU域内では毎年1200万匹程度の動物が科学実験に利用されている。だが、動物愛護団体の強い主張を背景にした規制が相次いでおり、昨年は欧州委員会が牛や豚などの家畜を解体する際に苦痛を与えずに「安楽死」させるよう義務づける法案を提案した。

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