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復元したら最古の力士埴輪だった 島根の石屋古墳

島根県古代文化センターは8日、松江市の石屋古墳(5世紀半ば)で出土した埴輪(はにわ)片を復元したところ、最古の力士埴輪と分かったと発表した。奈良県橿原市の四条古墳群で見つかった5世紀後半の力士埴輪をさかのぼるという。

復元された力士とみられる人物埴輪の下半身部分(8日、松江市)=共同

センターによると、力士や武人など6体の人物埴輪を確認。うち4体は両脚で立つ全身像とみられ、力士埴輪の高さは推定で120センチを超える可能性がある。家形や椅子形も新たに確認した。

力士埴輪は下半身部分(高さ約80センチ)のみをほぼ復元。右腰にまわしとみられる帯状のものが残っていた。

日本書紀は、垂仁天皇の時代に出雲出身の野見宿禰が当麻蹶速との相撲で勝ったと記し、埴輪も作ったと伝えている。

人物埴輪としては仁徳天皇陵とされる大山古墳(堺市、5世紀半ば)で見つかったみこなどが最古とされ、同センターの椿真治専門研究員は「埴輪作りを含め、大山古墳など近畿地方の巨大前方後円墳の築造に出雲の豪族が関わっていた可能性もある」と指摘している。

石屋古墳は松江市東津田町にある一辺約40メートルの方墳。1978年の発掘調査で大量の埴輪片が出土していた。〔共同〕

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