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「最大震度7」と誤報 緊急地震速報で気象庁

海底地震計のトラブル原因

(更新)

気象庁は8日夕、「奈良県と大阪府で震度6弱から7程度の地震が起きる」と予測し、関東から九州にわたる34都府県に緊急地震速報を発表した。しかし、体感できる震度1以上を観測した地域はなかった。同庁は緊急地震速報を誤報とした上で、三重県沖の海底地震計の電気信号のトラブルが原因で誤報につながったと説明した。

緊急地震速報の誤報について陳謝する大阪管区気象台の尾台正信地震火山課長(8日夜、大阪市中央区)=共同

緊急地震速報を受け、東海道新幹線の小田原―新大阪間の上下線などで一時、運転を見合わせるなど近畿のJR在来線や私鉄を含め40万人超に影響が出た。同日、記者会見した気象庁の橋田俊彦地震火山部長は「交通機関など広範囲にご迷惑をかけたことを深くおわびする。再発防止に努めたい」と話した。

同庁によると、緊急地震速報を出したが、有感地震が起きなかったのは2009年8月の千葉県東方沖を震源とする地震以来で、速報を出した範囲としては過去最大という。

同庁によると、同日午後4時56分、和歌山県北部を震源とする推定マグニチュード(M)2.3の地震が発生。ほぼ同時刻に、三重県南東沖に設置された海底地震計から送られてくる電気信号が途切れ、その影響で計算に狂いが生じて揺れを過大評価し、「奈良県を震源とするM7.8の地震が発生」という誤った速報を発表したという。

緊急地震速報は最大震度5弱以上の地震が起きると予想された場合に、震度4以上が見込まれる地域に対して発表する。

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