/

福島第1原発、凍土壁の工事本格化 作業現場を公開

東京電力は8日、福島第1原子力発電所の廃炉作業の現場を報道陣に公開した。事故から4度目の夏を迎え、現場の環境は改善されつつあるが、放射性物質を含む汚染水との闘いはいまだに続く。原発の建屋周辺では6月に始まった汚染水対策の柱となる「凍土壁」の工事が本格化していた。

公開された凍土壁の工事現場では、4台の掘削機が地面に直径15センチほどの穴を開けていた。穴には長さ約30メートルの凍結管を通し、冷却液を流して周囲の土壌を固める。来春までに1500本以上を打ち込む計画という。

原発建屋を囲むように全長1.5キロにわたって氷の壁を築き、汚染水発生の元凶となっている地下水の流れを止める。

現場周辺ではがれきの撤去が進み、除染の効果も表れつつある。付近の放射線量は毎時30マイクロシーベルトだった。この日は新たに建設した事務棟も報道陣に公開された。7月下旬に社員ら約400人が移る。

一方、海側にあるトレンチ(地下坑道)では、内部を凍結止水して汚染水を抜き取る作業がうまくいかない事態が最近、発生した。凍土壁の工事への影響も懸念される。小野明所長は「原因を詰め、対策をとりたい」と語った。

すべての記事が読み放題
まずは無料体験(初回1カ月)

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン