2019年1月24日(木)

親鸞の妻の骨か 京都・西岸寺の墓から発掘

2012/6/8付
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京都市伏見区の西岸寺(浄土真宗本願寺派)は8日、宗祖親鸞の妻という伝承がある「玉日姫(たまひひめ)」の墓を発掘調査したところ、人骨と骨つぼが見つかったと発表した。

玉日姫のものかどうかは不明だが、玉日姫の実在については学術的に争いがあり、調査に協力した松尾剛次山形大教授(日本宗教史)は「親鸞研究が大きく発展する可能性がある」としている。

松尾教授によると、玉日姫は平安―鎌倉時代の公卿、九条兼実の娘。一部の文書や伝承は、親鸞が師、法然の勧めで玉日姫と結婚したと伝えている。

京都市埋蔵文化財研究所が今年4月、遺跡調査の一環で西岸寺の境内にある「玉日姫君御廟所」を発掘。多数の人骨のかけらと江戸時代後期の骨つぼの破片を見つけた。

同寺には、江戸後期に九条家が御廟所を改葬したという記録があり、骨つぼの製作時期と一致。だが人骨は火葬されているため埋葬年代や性別の判断ができないという。

本願寺史料研究所は「伝承の新事実が確認され、今後の研究の広がりが期待される」としている。〔共同〕

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