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鈴木宗男議員、実刑確定へ 近く失職・収監

最高裁が上告棄却

(更新)

北海道開発局発注の工事を巡る受託収賄など4つの罪に問われた衆院議員、鈴木宗男被告(62)の上告審で、最高裁第1小法廷(金築誠志裁判長)は8日までに、上告を棄却する決定をした。懲役2年、追徴金1100万円の実刑とした一、二審判決が確定、国会法などの規定で鈴木議員は失職する。近く収監される見通し。

決定は7日付で、裁判官5人の全員一致の意見。国会議員が本人の実刑確定で失職するのは、2003年1月の元建設相、中村喜四郎衆院議員以来で戦後4人目。

鈴木議員は一貫して無罪を主張、「国策捜査だ」などと捜査を批判していた。異議申し立てが棄却されれば、実刑判決が正式に確定する。懲役刑の執行後5年間は立候補できなくなる。

同小法廷は決定理由で「法令違反などの主張で、上告理由に当たらない」と述べた。

一、二審判決によると、鈴木議員は1997年から98年、開発局発注工事で便宜を図る見返りに、建設会社「島田建設」から計600万円を受領。98年8月には、無断伐採で行政処分を受けた木材会社「やまりん」から林野庁への口利きを頼まれ、500万円を受け取るなどした。

鈴木議員は逮捕・起訴後も議員辞職を否定、拘置日数は戦後の汚職事件で逮捕された国会議員として最長の437日に上った。05年には「新党大地」を立ち上げ、同年9月の衆院選で国政に復帰。09年8月の衆院選でも当選し、現在は衆院外務委員長を務めている。

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