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安田弁護士の有罪確定へ 強制執行妨害ほう助

顧問先の会社に資産隠しを指南したとして、強制執行妨害罪に問われた弁護士、安田好弘被告(64)の上告審で、最高裁第3小法廷(那須弘平裁判長)は8日までに、被告側、検察側双方の上告を棄却する決定をした。一審無罪判決を破棄し、ほう助罪と認定して罰金50万円とした二審判決が確定する。

裁判官5人中4人の多数意見。田原睦夫裁判官(弁護士出身)は「共謀の成立や犯意の認識に合理的な疑いがあり、被告は無罪」との反対意見を付けた。弁護士法は禁錮刑以上が確定した場合は弁護士資格を失うと定めており、罰金刑の場合は弁護士を続けられる。

二審判決によると、安田弁護士は不動産会社の社長(有罪確定)らに対し、所有ビルの賃料の差し押さえを逃れるため、賃料振込先を別口座にするよう指南。住宅金融債権管理機構(現整理回収機構)の債権回収を免れるのをほう助した。

安田弁護士は死刑廃止運動で知られ、オウム真理教元代表、松本智津夫死刑囚の一審公判の主任弁護人などを務めた。

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