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肝臓がんのリスク、青魚やウナギで大きく低下

DHAの作用か 国立がん研調べ

青魚やウナギなどをよく食べる人は、あまり食べない人に比べて肝臓がんになるリスクが約4割低下するとの研究結果を、国立がん研究センターが9日までに発表した。魚の油に含まれるドコサヘキサエン酸(DHA)などの不飽和脂肪酸を多く取っているグループほどリスクが低下していた。

肝臓がんの多くはB型、C型肝炎ウイルスの感染による慢性肝炎を経て発症する。同センターの沢田典絵研究員は「DHAなどの不飽和脂肪酸には抗炎症作用があり、肝炎ががんに移行するのを抑えているのではないか」と話している。

調査は、岩手など9府県の45~74歳の男女約9万人を、1995年から最長2008年まで追跡。不飽和脂肪酸を多く含むサケ、マス、アジ、イワシ、サンマ、サバ、ウナギ、タイの8種類の合計の摂取量で五つのグループに分け、肝臓がんの発症との関係を調べた。

1日に食べる量が70.6グラム前後と最も多く食べるグループは、9.6グラム前後と最も少ないグループに比べ肝臓がんになるリスクが36%低かった。

DHAだけに着目すると、DHAを含む魚を最も多く食べるグループは最も少ないグループに比べ、44%低かった。〔共同〕

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