2019年2月21日(木)

山中教授、「日本の誇り」ネクタイに込め
ノーベル賞記念講演、出来は「60点くらい」

2012/12/8付
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【ストックホルム=安藤淳】ノーベル生理学・医学賞を受賞する山中伸弥・京都大教授は7日の記念講演後、日本人記者団の取材に応じ、「(ノーベル物理学賞受賞者の)江崎玲於奈先生に頂いたネクタイを締めて講演したおかげで、少し緊張が和らいだと思う」と心境を吐露した。このネクタイをしたのは「日本の科学は素晴らしいという誇りを示すためでもある」とも打ち明けた。

講演中、会場から何度も笑いが起きたことについては「まじめにやったつもりだが、シーンとしているよりはよかった」とまんざらでもない様子。「英語を練習したが、途中から大阪弁のようになってしまった」として、「(100点満点で)60点くらい」と謙遜した。

妻の知佳さんからは講演前に「いつものように頑張ってと声をかけてもらった」という。知佳さんは「講演を聞いていて、様々なことを思い起こし胸が熱くなった」とコメントを出した。

山中教授は「科学はうまく行かないことが多いので、支えてくれた家族や友人にいつも感謝している」と家族らに気遣いをみせた。少しほっとした表情ながら、「まだこれから(10日の)授賞式があるので、倒れないように頑張りたいと思う」と気を引き締めていた。

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