2019年2月23日(土)

中国大気汚染で緊急対策 環境省、PM2.5飛来監視
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2013/2/8 11:00
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環境省は8日、中国から日本に飛来する大気汚染物質の微小粒子状物質(PM2.5)について緊急対策を公表した。観測網を拡大するほか、健康へのリスクの情報を収集して国民に注意喚起するための指針を月内にまとめる。情報提供を増やし、環境基準値を超える場合に注意報や警報に当たる情報を出すことも検討する。

12日に同省のホームページ上にPM2.5に関する情報を集めたページを新設する。西日本の約30カ所の測定値や、政府内の検討状況を載せる。環境省は「そらまめ君」と呼ぶサイトを通じ、自治体から情報を得たPM2.5濃度を提示しているが、現在は回線が混雑してつながりにくい。

現在は全国556地点で主に自治体が担う観測点を、2013年度中に1300地点に増やして監視を強化。政令指定都市などを集めた「PM2.5に関する自治体連絡会」を18日に立ち上げ、観測データの共有や観測態勢の強化を話し合う。

13日に大気汚染や健康被害に詳しい専門家ら7~8人程度による会議も開く。中国の大気汚染が及ぼす影響や呼吸器系疾患との因果関係などを分析し、濃度が高くなった場合、国や自治体が住民に注意喚起するための指針を2月中にまとめる。

また、中国に対し、排出源の特定や今後の長期対策のため、観測支援や健康影響の調査などで協力する意向を、外務省を通じて伝える方針だ。

毎年春には中国から飛んでくるとみられる黄砂が観測されている。今後、黄砂とともにPM2.5の飛来も増えるとみられることから環境省を中心に対策を強化する。

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