2018年7月19日(木)

鳥インフルH7N9型、大流行の可能性低い 香港大

2013/5/8付
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 中国で感染が拡大している鳥インフルエンザウイルスH7N9型について、仮に人から人への感染があるとした場合でも感染力は季節性インフルエンザより低いとする分析を、香港大学公衆衛生大学院の西浦博・助教らがまとめた。論文は英科学誌の理論生物学・医学モデリング(電子版)に掲載された。

 西浦助教は「即座にパンデミックが起こる可能性は低いことを客観的に明示できた」と話している。

 研究グループは5月1日までに感染者と診断された129人について、鳥と接触した経験と発病時期をもとに分析。人から人への感染があると仮定した場合、1人の感染者から平均何人にウイルスが感染するかを意味する「基本再生産数」は0.37人と推計した。

 季節性インフルエンザの1.1~1.4人より小さく、1人未満なら人から人へ感染してパンデミック(世界的大流行)が起こる確率は低いという。

 H7N9型について、これまでに人から人への感染は確認されていない。

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