寄生虫に有効なワクチン、琉球大が製造技術
[有料会員限定]
琉球大の新川武准教授の研究チームは、熱帯感染症のうちマラリアなど寄生虫に有効なワクチンの製造技術を開発した。抗原や免疫細胞を集めやすくする分子などをつなぎワクチンを3層構造とすることで体内の免疫細胞の働きを活発にし、寄生虫への抵抗力を高める。これまで寄生虫への有効なワクチンはなく、実用化できれば死亡率の高い熱帯感染症の予防が期待できるという。
開発した製造技術で作るワクチンは(1)抗原(2)体内の...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り416文字