2019年9月17日(火)

マルハニチロ系冷食、45都道府県909人が体調不良
コロッケ衣から農薬、基準の260万倍

2014/1/7付
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マルハニチロホールディングスのグループ会社アクリフーズの群馬工場(群馬県大泉町)で製造された冷凍食品から農薬「マラチオン」が検出された問題で、同工場製の食品を食べて体調不良になったと自治体に届け出た人は、45都道府県の少なくとも909人に上ることが7日、分かった。

商品と症状の因果関係は不明で、自治体や警察が残された商品などを調べている。これまでの自治体の検査で農薬が検出されたケースはない。

これまでに自治体に届け出た発症者が最も多かったのは愛知県で68人。ほかに多かったのは、北海道と静岡県が66人、千葉県65人、新潟県が少なくとも60人、大阪府47人、埼玉県43人、神奈川県41人、兵庫県40人、東京都34人など。

症状は嘔吐(おうと)や腹痛、下痢などで大半は軽症、あるいは既に回復している。大阪府摂津市の9カ月の男児と長野県千曲市の10歳未満の男児は入院したが、快方に向かっているという。

アクリ社が消費者から回収した商品では、15都府県の23件で異臭が確認され、うち7商品9個でマラチオンが検出されている。このうち残留農薬基準(0.01PPM)の260万倍の農薬を検出したコロッケの衣の他にも、2商品の衣や生地から、これまでの発表より高濃度が検出されたことも7日、マルハへの取材で判明した。

両社は7日、電話の問い合わせが6日までに延べ約54万4千件に上ったと発表。回収率は、想定している640万パックの約23.3%となった。〔共同〕

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