2019年2月17日(日)

竜巻、茨城など2000棟損壊 被害範囲15キロ
死亡1人、54人けが

2012/5/8付
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6日午後0時45分ごろ、茨城県つくば市と栃木県真岡市で竜巻が発生したほか、関東地方を突風が襲った。つくば市北条で自宅にいた同市立筑波東中3年、鈴木佳介君(14)が死亡。共同通信の7日午後8時現在のまとめでは、茨城、栃木、群馬の3県で、死者1人、けが人54人、家屋損壊は2千棟を超えた。

気象庁は7日、つくば市や真岡市で別の竜巻が相次いで発生した可能性が高いとの見方を明らかにした。このうちつくば市については、竜巻の強さを示す「藤田スケール」で上から4番目の「F2」(7秒間の平均風速が毎秒50~69メートル)と推定。被害範囲は幅約500メートル、長さ約15キロメートルに及ぶと発表した。

また、真岡市は複数の住宅で屋根瓦が飛んだり、窓ガラスが割れたりした被害状況から、5番目の「F1」(10秒間の平均風速が毎秒33~49メートル)と判断した。

茨城県警によると、竜巻で死亡した鈴木君は自宅が崩れ、下敷きとなった。死因は外傷性窒息死の疑い。つくば市によると、北条地区や周辺で34人がけがをした。同地区では、東京電力福島第1原発事故で福島県内から避難している20人が住んでいた雇用促進住宅も被害に遭った。

茨城県によると、つくば市のほか筑西市などで屋根が吹き飛んだり窓ガラスが割れたりし1082棟が損壊。つくば市と下妻市で最大約2万1千棟が停電した。

栃木県でも真岡市、益子町、茂木町で11人が負傷し、769棟に被害があった。福島県内でもビニールハウスなどが壊れた。

6日朝から東海、関東、東北にかけて各地の気象台が竜巻注意情報を断続的に出していた。大気の状態が不安定で、落雷被害も相次ぎ、富山県魚津市で男性(64)が倒れているのが見つかり死亡。埼玉県桶川市でも小学6年の女児(11)が意識不明の重体となった。

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