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もも肉を「ロース」表示 消費者庁、表示改善要請

焼き肉業界側、指針に定義なし

焼き肉店で牛肉の「もも肉」や「ランプ」を「ロース」と表示するのは景品表示法違反(優良誤認)にあたるとして、消費者庁は7日、全国焼肉協会(東京)に対し、不適切な表示をする業者に改善を求めるよう要請した。外食チェーンなどでつくる日本フードサービス協会(同)にも改善を要請する。

同庁は「部位とメニューの表示に差があるのは問題。業界全体に不適切な共通認識が広まっている可能性がある」と指摘。半年程度の間に表示が改善されない業者には行政処分などの措置を検討する。

消費者庁は今年2月ごろ、ある業者がロース部位でない肉をロースとして販売しているとの情報を得て調査を開始。実際に「ランプ」「そともも」の部位を「和牛ロース」として販売していた焼き肉店を確認した。「肩ロース」の価格は一般的に「もも肉」より3割程度高い。

農林水産省の食肉小売品質基準はロースを「背中側の肩周辺の肉(かたロース、サーロインなど)」と定義。他方、全国焼肉協会は表示指針で「ロースやカルビは食感等を重視したメニュー名で定義がない。食肉小売品質基準の規格と一致しない」と周知している。

同庁は「焼き肉店の正肉はロースとカルビくらいしか表示がない。長年業界全体で部位と違う表示をしていた可能性がある」とみている。

全国約1300店の焼き肉店が加盟する全国焼肉協会は「担当者が不在でコメントできない」としている。約1400店加盟の日本フードサービス協会は「消費者庁の要請内容を確認し、対応を決めたい」としている。

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