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はり治療後に死亡、元副院長に有罪判決 大阪地裁

大阪府池田市の「メイプル鍼灸(しんきゅう)整骨院」で女性患者が無免許の施術者にはり治療を受けた直後に死亡した事件で、業務上過失致死罪などに問われた同院元副院長、岡村祐樹被告(27)に対し、大阪地裁(増田耕児裁判長)は7日、懲役3年、執行猶予5年、罰金50万円(求刑懲役3年、罰金50万円)の有罪判決を言い渡した。

増田裁判長は「安全なはりの深さなどの認識が乏しく、必要な専門的知識や技能を十分有していなかった」と指摘。「危険な施術を繰り返した過失は大きく、結果も極めて重大」と述べた。

公判で弁護側は「被害者は施術前から自然気胸の持病があった」と主張し業務上過失致死罪の成立を争ったが、増田裁判長は「施術で気胸が発症したと認められ、死亡との因果関係は明らか」と弁護側主張を退けた。

判決によると、岡村被告は2009年9~12月、無免許で14回にわたり箕面市の上田清美さん(当時54)らにはり治療を行い、同年12月、上田さんの背中にはりを深く刺して気胸を発症させ、低酸素脳症で死亡させた。

閉廷後、清美さんの夫、稔さん(58)は「執行猶予が付いたのは残念。未熟な技術で妻の命を奪われたことは今も許せない」と語った。

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