優勝セールで不当表示か 楽天、事実関係を調査
プロ野球楽天の日本一を記念し、楽天が運営するインターネット仮想商店街「楽天市場」で開催した優勝記念セールで、出店している業者の一部が通常価格を引き上げて大幅に割引しているように見せかけていたなどの指摘が出ていることが、7日までに分かった。
楽天は、不当な表示の恐れもあるとして、事実関係の調査を始めた。
関係者によると、星野仙一監督の背番号77にちなんだ「77%引き」としながら、実際には自社の通販サイトで同じ商品が割引後の価格に近い値段で売られていたという。楽天は、悪質な業者に対して出店を禁止するなどの厳しい態度で臨むとしている。〔共同〕