福島原発周辺の断層、余震でズレ確認 保安院

2011/6/6付
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経済産業省原子力安全・保安院は6日、東京電力が耐震設計上、考慮しないとしていた「湯ノ岳断層」が東日本大震災の余震とみられる地震の際にずれ、地表に出現したと発表した。同断層は福島第1、第2原子力発電所に近い福島県いわき市にある。4月11日の福島県浜通りを震源とする地震で活動した可能性があるという。

湯ノ岳断層は長さ13.5キロメートルで福島第1原発の南西約50キロメートル、第2原発の同約40キロメートルにある。大震災後、保安院は原子力事業者に対し、従来考慮してこなかった断層をすべて調査・報告するよう指示。5月31日に湯ノ岳断層のずれに関する報告を確認した。

これを受けて保安院は6日、湯ノ岳断層を含め今回報告した断層が活断層かどうかを改めて調査するよう原子力事業者に指示した。その結果を耐震設計に反映させる。

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