2019年2月23日(土)

ティラノサウルスに新種、命名「流血王」 米で化石発見

2013/11/7付
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【ワシントン=共同】大型肉食恐竜ティラノサウルスの仲間とみられる新種の化石を発見したと、米ユタ自然史博物館のチームが米オンライン科学誌プロスワンに6日発表した。

鋭い歯を持ち、有名なティラノサウルス・レックスによく似た短い鼻などが特徴。ユタ州南部で見つかり、約8千万年前の白亜紀後期に生きていた。化石は体長約8メートル、重さ約2.5トンだったと推定され、"流血王"を意味する「ライスロナクス」と命名した。

頭蓋骨は幅広く、立体的に物を見やすい位置に目があるため、獲物を狩る際に有利に働いたと研究チームはみている。こうした特徴は他のティラノサウルスでは約7千万年前にならないと現れず、ライスロナクスが最も古い例となる。

当時の北米大陸は海で東西に大きく分断されていた。西側は「ララミディア大陸」と呼ばれ、一帯からライスロナクスなどユニークな特徴を持つ恐竜が多数発掘されている。

研究チームは海面上昇で沿岸に多数の島ができ、取り残された恐竜が独自の進化を遂げたとする説を提唱している。

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