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台風12号、平成で最悪の被害か 死者・不明104人

(更新)

台風12号による紀伊半島豪雨で6日、各自治体の発表に基づき集計した死者は49人、行方不明者は55人となり、計104人に達した。和歌山、奈良両県の計26地区で2400人余りが孤立状態にあることも判明。和歌山県では行方不明者とは別に、連絡が取れない人が新宮市と那智勝浦町で約50人おり、警察が安否確認を進める。

死者・行方不明者数は2004年の台風23号の98人を超え、平成に入って以降、最悪の風雨災害となる恐れが出てきた。

平野達男防災担当相は大きな被害を受けた和歌山県を視察した(6日、和歌山県那智勝浦町)

平野達男防災担当相は大きな被害を受けた和歌山県を視察した(6日、和歌山県那智勝浦町)

台風による100人以上の被害では、1983年の「昭和58年7月豪雨」の117人がある。

政府の非常災害対策本部長の平野達男防災担当相は和歌山県を視察。報道関係者に「行方不明者の捜索、救助に全力を挙げる」と述べた。

各自治体の発表を集計した結果によると、豪雨被害による死者は最も多い和歌山県の35人をはじめ埼玉、三重、兵庫、奈良、広島、徳島、香川、愛媛の9県で確認。行方不明者のみの鹿児島県を加え、人的被害は10県で発生した。

和歌山県によると、孤立しているのは田辺市、新宮市、那智勝浦町の計19地区の約1200世帯2300人。奈良県でも五條市、十津川村の7地区で140世帯の少なくとも180人が孤立し、隣接する天川村も含めて停電や断水が継続。自衛隊のヘリコプターで飲料水や米などを搬送した。

奈良県の山間部では土砂が川の水をせき止めた土砂ダムが複数確認され県が警戒を強めている。

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