2019年5月20日(月)

大阪府発注の架橋工事が中断 福島製の橋桁に住民不安訴え

2011/10/6付
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大阪府が発注した同府河内長野市での架橋工事をめぐり、福島県内で製造された橋桁の搬入に地元住民が放射能汚染への不安を訴え、府に安全確認を要請していることが6日、府への取材でわかった。府は8月から工事を中断。橋桁の放射線量を測定した結果、一般人が年間で浴びてもよい放射線量の限度(1ミリシーベルト)を下回ったため、住民に工事再開への理解を求める考え。

橋下徹知事は同日、「住民の皆さんの不安に敏感になりきれなかったことにはおわびを申し上げる。ただ理由なき風評被害とならないよう、住民の皆さんとのコミュニケーションにより乗り越えていく問題だと思う」との認識を示した。

府富田林土木事務所によると、福島県郡山市で造られた橋桁について7月末に住民に説明したところ、「放射能汚染の懸念があるので安全性の確認をしてほしい」と要望があった。専門機関の調査では、放射線量は年間0.7ミリシーベルト程度で、基準値を下回った。

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